ECサイト、ネット通販で買い物をする際によく「本革」「レザー」「床革」を見えますよね。
それについて詳しく解説していきたいと思います。
本革の種類
本革は大きく分けて以下の3つに分類されます。
①Genuine Leather(ジェニュイン・レザー)
②Full-Grain Leather(フルグレイン・レザー)
③Top-Grain Leather(トップグレイン・レザー)
そして、よく間違えている本革でない床革(とこがわ)というものもあります。
④Split Leather(スプリット・レザー、床革とも呼びます)
それぞれについて、詳しく説明いたします。
①Genuine Leather(ジェニュイン・レザー)とは?
ジェニュインレザーは、耐久性の低いものが多く、皮のランクでも最も低い位置づけです。
使い込んでいくことで色褪せたり、表面がボロボロになったり、内側の繊維が露出してしまったり…。
「Genuine leather」と表記されているととても良さそうな印象ですが、実はは低いレベルの品質です。
(使い込んだジェニュインレザー)
革が好きな方は、『本革ってフルグレインレザーか、トップグレインレザー』という認識されている人が多いですね。
革製品は一時的なものではなく、「長く愛用したい」「革の経年変化を味わいたい」という方が多いのではないでしょうか?
②Full-Grain Leather(フルグレイン・レザー)とは?
フルグレインレザーは、本革の中に最も高いランクのものです。
動物の表皮を自然な状態で保ち、革の表面に天然のシワや凹凸が入っている革がフルグレインレザーです。
自然な状態のままのため、時間が経つと革の表面の色や艶が変わるので、革の経年変化を味わえるのが、フルグレインレザーの特徴です。
フルグレインレザーは高品質であり、ハイブランドに使用されることが多く高価です。
使い込むほどに経年変化し味わいを楽しめますが、良い状態を保つために定期的なメンテナンスが必要です。
(フルグレインレザーは高級であり、靴、ソファ、トートバッグなどによく使用されます)
③Top-Grain Leather(トップグレイン・レザー)とは?
フルグレインレザーの次、中級ランクのはトップグレインレザーです。
動物の表皮には個体差がありキズやシミがあります。
同じ牛革と言っても地域によって個体差が出ます。
例えば、熱帯にある地域は割とキズが多い傾向があります。
キズを取り除くための加工を施し、着色したり、型押しを実施したりする革をトップグレインレザーと呼びます。
トップグレインレザーは、シュリンク加工を施すことが多く、シュリンクレザーへと加工されたものは、耐久性に優れ新品のような状態を長く楽しめます。
もちろん、シュリンク加工以外にも、多くの加工があります。
ハイブランドよくあるサフィアーノレザーもその一つであり、型押し加工によって傷や汚れに強くなるといった特徴があります。
(シュリンク加工のトップグレインレザー)
(サフィアーノ加工のトップグレインレザー)
④本革ではない、Split Leather(スプリット・レザー)とは?
ECサイトでよくスプリットレザーという呼ばれ、日本では床革(とこがわ)とも呼びます。
本革の一番底部に網状層(もうじょうそう)という部分があります。
網状層は強度が足りないため、そのまま革として使用することができません。
この網状層を一度カットし再加工してから、床革というものになります。
元々本革に比べ強度が弱いので、表面にポリウレタン(PU、樹脂)を施すことで強度を高めることができます。
ここで注意したい点は、よく悪徳業者が床革を本革とアピールすることです。
元々本革から加工したものですが、本革と床革とでは耐久性、強度や値段など全く違います。
もちろん、本革ではありません。本革と床革の違いには要注意ですね。
「本革」「レザー」は、いろいろなレベルがあります。
ECサイト、ネット通販で買い物は楽しいですね。
しかし、「本革」や「レザー」などの書き方は曖昧であり、どちらでも「本当の革」という意味であり、どのランクになるのかは大事ですね。
Ambitionsの財布は、全て「素材」を正確に情報提供
「本革」「レザー」などの曖昧な表記はせず、しっかり「トップグレインレザー」や「PUレザー」など、正確な情報を得提供いたします。
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